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照明器具を選ぶ際の明るさの目安は、照明器具の種類やランプ、部屋の内装仕上材等によって異なりますが、一般的な目安としてはワット数を基準に選びます。

下の表は、住宅用照明器具カタログに表示される居室(居間、寝室など)の主照明となる照明器具の適用畳数の表示基準です。照明器具やランプの種類みよって、広さ別にどのくらいのワット数が適しているか、照明器具を選ぶ際の参考にしてください。

また、人の視力は年齢を経るごとに低下していきます。20歳を過ぎると目の老化が始まり、物を正確に見るためには、40歳代では20歳の2倍、60歳代では3倍以上の明るさが必要となり、まぶしさには敏感になります。こうした視力の老化にともない、照明計画も変えていく必要があります。また、明暗の認識も低下するため、高齢者には明るくソフトな照明器具を選びましょう。

また、照度が同じなら暖色系の光より、寒色系の光の方が明るく感じるものです。白熱ランプや電球色蛍光ランプの照明器具では、やや明るめのものを選ぶといいでしょう。
また、光源との距離が遠くなるほど照度は低下します。和室の場合は、天井付けのシーリングライトより吊り下げ式のペンダントの方が明るくて快適です。

<<照明器具の明るさの目安>>


照明器具の明るさの目安
 

※注)


  • この表に記載の蛍光灯照明ランプの記号は、前項に記載の「照明器具のランプの種類」を参照して下さい。
  • 適用畳数は、居間、寝室などの居室の主照明(全体照明)に使用する照明器具の明るさを表しています。
  • この表はあくまでも目安です。シェードやカバーのデザイン・材質によっては異なる場合があります。
  • 高齢者の方には、部屋の畳数値より1ランク上の畳数表示の照明器具をお勧めします。
  • 電球形蛍光ランプ使用の照明器具は、白熱ランプのワット数に対応する明るさに置き換えて表示しています。ちなみに、12ワットの電球形蛍光ランプは、白熱ランプの60ワット程度に、22ワットの電球形蛍光ランプは白熱ランプの100ワット程度の明るさに相当します。
  • 蛍光ランプ使用の照明器具の適用畳数値は、三波長形蛍光ランプを使用した場合のものです。
  • 読書や手芸など視作業を伴う場所には、スタンド照明など手元灯にて明るさを補って下さい。
  • この表は(社)日本照明器具工業会「ガイド121-2006:住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」をもとに作成したものです。
  • 明るさは、JIS Z9110-1979「照度基準」住宅に規定する居室の全般照明で推奨している床面における水平面焦土を基準としています。
インバータ

インバータとは、インバータ回路で交流から直流に変換し、高周波で点灯させる蛍光灯の器具で、消費電力はそのままで、明るさは安定器を使用した照明器具より約20%アップし省エネ性に優れています。また、安定器を使用した照明器具のように、チラツキがなく目の疲労を軽減したり、スイッチONと同時に点灯するなど、蛍光灯照明器具のデメリットが解消されています。

インバータの照明器具は、段調光回路が内臓されているため、全点灯時の約60%に段調光が可能で、また、安定器使用の照明器具では、周波数帯による使い分けが必要でしたが、ヘルツによる地域区分に関係なく全国どこでも使えるのも特徴です。

 

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