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akarijyuku1-1 照明の方法には、主照明(全体照明)と補助照明(部分照明)があり、部屋全体を明るくするのが目的の主照明には、シーリングライトやシャンデリア、ダウンライトなどがあります。
また、補助照明では読書灯やキッチンの手元灯のように、作業に必要な明るさを補う役割と、ブラケットライトやスタンド、スポットライトのように室内を演出する役割があります。

天井の真ん中にシーリングライトがひとつだけという照明プランでは、部屋が平坦な印象になりがちです。また、細かな作業に適した明るさに設定しておくと、ふだんの暮らしにはまぶしすぎて、電力の無駄使いにもつながります。

照明計画を立てるときは、部屋での生活行為をよく考え、主照明と補助照明を上手に組み合わせるのがポイントです。

● シーリングライト
天井に直接つける照明器具で、高い位置から自然に部屋全体を照らします。圧迫感もなく、部屋が広く感じられるというメリットもあり、一般的に主照明として広く利用されています。

● ペンダント
ダイニングで活躍する照明器具で、コードやチェーンで天井から吊るして食卓を明るく照らす役割があります。テーブルのサイズに合わせて、テーブル全体が照らされるものを選びましょう。

● ダウンライト
天井に埋め込まれるタイプの照明器具で、主照明となるものから、角度の調整ができるスポットライトとなる補助照明のものなどもあります。複数使って調光(ライトコントローラー)することで、さまざまな表情の部屋の演出が可能です。

尚、ダウンライトは照明器具自身が天井に埋め込まれるため、外気に通じている天井に設ける場合には、断熱施工用のS形埋め込み形照明器具を使用するか、若しくは 防湿気密フイルムで構成した空隙を断熱層内に設け、ダウンライトをその部分に取り付けるようにすることが必要となります。
S形埋め込み形照明器具とは、(社)日本照明器具工業会規格に定められたもので、マット状断熱材に特別の注意を必要としない「SG形」と、天井吹込工法による断熱材及びマット状断熱材に特別の注意を必要としない「SB形」の2種類があります。
防湿気密フイルムで構成した空隙の大きさは、過熱防止のために十分な寸法が必要です。

調光 (ライトコントローラー)
調光とは、ライトコントローラーとも言い、ランプの明るさを調節する機能ことで、白熱灯の照明器具は「ライトコントローラー」を併用すれば、明るさを自由(100%~0%)に調節でき、くつろぎや作業などの暮らしのシーンに応じた光の演出が自由自在にできます。
調光して照度を下げると、全灯時より消費電力がダウンして、ランプの寿命も延びるため省エネにもつながります。

● ブラケットライト
天井から照らすのではなく、壁の側面につけて壁を照らすことで、やわらかい雰囲気をつくりだし、部屋を立体的に演出するのに最適な照明器具です。室内だけでなく、廊下や階段まわりに使用することもあります。

● スポットライト
天井に取り付けて、絵画など特定の対象物を照らす照明器具。主照明が明るすぎると、効果が薄れますが、一点集中で照らすことが可能で、また、光の方向が自由に変えられるのも特徴です。

● フットライト (足元灯)
床近くの壁に埋め込み、足元を照らす照明器具。主照明に加えてフットライト(足元灯)をつけると足元が明るくなり、夜間の安全性が高まるので、高齢者がおられる階段やトイレまわりなどの廊下に最適です。

● フロアスタンド
フロアスタンドは手元の補助照明のほかオブジェの役割も備えています。また、低い位置に置くものをロースタンドと呼び、落ち着き感を演出します。

● シャンデリア
天井から吊るすタイプで、さまざまなデザインが施されている装飾性の高い照明器具です。来客の多い応接間やリビングなどの雰囲気を華やかにしてくれます。また、吹抜や階段などの天井が高い場所に適し、インテリアとのバランスを考えて選びましょう。尚、天井の高い場所に取り付ける照明器具には、「照明用電動昇降機」との併用が便利です。

照明用電動昇降機
照明器具はランプの交換や掃除をしたりとメンテナンスが必要ですが、高所での作業は安全面に不安があり、そこでお勧めなのが「照明用電動昇降機」です。スイッチひとつで照明器具が上下するため、メンテナンスに便利です。吹抜用のシャンデリアやペンダントには、この照明用電動昇降機に対応している照明器具が商品化されています。

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